まつもは春に岩場に自生し、浜の人々が手作業で丁寧に採取し、板状の海苔のような形に仕上げます。
三陸では高級な海藻として知られています。高級だからこそ、お客様にご満足いただけるよう、品質の良いものだけを入札にて仕入れています。
私は四代目になりますが、二代目の祖父から「みのまつもを仕入れなさい」と教わりました。
「みのまつも」の「蓑(みの)」とは、稲わらを編んで作られた、雪国でも見られる雨具の一種です。稲わらのように細く綺麗なまつもは、ツルンとした食感が非常に良く、口に残りません。
一方、祖父が「棒まつも」と呼んでいたまつもは、棒のように太く、ボソボソとしていて食感が劣るものです。
当店では祖父の教えを守り、昔から「みのまつも」をお客様に提供し続けています。